世界の経済を牽引した日本…失われた競争力を再び取り戻すには?
日本はかつて、勤勉さとクラフトマンシップを基盤に世界の経済を牽引してきました。しかし、1990年のバブル崩壊以降、「失われた30年」と呼ばれる時期を経て、日本の競争力は大きく低下しました。
孫 正義氏の提言:競争力復活のカギは「創造力」
ソフトバンクグループ株式会社の代表であり日本IT界のカリスマである孫 正義氏は、SoftBank World 2021の基調講演で、日本が再び競争力を取り戻すためには「競争力=(創造力+実現力)×市場規模」という新しい方程式が必要であると語りました。
外の世界にもっと目を向けよう:グローバル市場の活用が鍵
世界のトップテクノロジー企業が成功した背景には、従業員数や生産能力だけでなく、創造力とグローバル市場のリソースを活用する戦略があります。たとえば、AppleはiPhoneを開発し、Apple Storeを通じて全世界のプログラマーにアプリケーション開発の環境を提供しました。このように、グローバルな視点とネットワークを活用した企業が成功を収めています。
UberやGrab、DiDiの成功事例
配車サービスのリーダーであるUber、Grab、DiDi(滴滴)は、既存のリソースを新しいビジネスモデルに変換し、大成功を収めました。これらの企業は、既存の車両を活用し、誰もが思いつくが実現が困難と考えられていたアイデアをビジネス化することで、新たな価値を創造しました。
日本のアントレプレナー達へのメッセージ
日本企業がグローバル競争を勝ち抜くためには、国内市場に留まらず、グローバルな視点で市場展開と商品開発を進めることが必要です。RIKAIはベトナム発の企業ですが、日本で創業し、日本の創造力の大きさを実感しました。しかし、日本の低迷の原因として以下の2つの要素が挙げられます。
日本の低迷の原因とその克服方法
- 高齢化社会の進展
- 発想を具現化する能力の不足や高コスト、資本効率の低さが課題です。また、試行錯誤に対する過度な怖れが足かせとなっています。
- 無自覚な外国に対する距離感
- 新しい発想を生み出す際に、国内市場に焦点を当てすぎるため、グローバルな視点が欠けています。
しかし、現代のネット社会の進展により、これらの課題は克服可能です。若い世代との連携や外国企業との協業が日本の未来を切り開く鍵となります。
RIKAIの「イノベーション・DX支援キャンペーン」について
RIKAIでは、創造力があるにもかかわらずリソース不足に悩む企業様を支援するため、「イノベーション・DX支援キャンペーン」を実施しています。12月末までにオフショア開発をご発注いただいたお客様には、無料でプロトタイプ開発を提供します。
RIKAIへのご相談はこちら
オフショア開発に関する疑問や質問、概算お見積もりや技術的なご相談も承ります。詳細は以下のリンクからお問い合わせください。
RIKAIについて
RIKAIはベトナム発のオフショア開発会社で、日本に本社を置いています。私たちは、「Win-Win オフショア」をコンセプトに、技術とサービスの質を重視し、長期的なパートナーシップを築くことを目指しています。
RIKAIのコアバリュー
- 人財のクオリティ
- 開発のクオリティ
- サービスのクオリティ
業務アプリケーションからAI・VR研究、RPA、基幹システムまで、あらゆるシステムの開発を手がけています。日本の企業がグローバル市場で成功を収めるためのパートナーとして、RIKAIはこれからも挑戦を続けてまいります。