ChatGPTだけじゃない!GPTsと業務特化型エージェントの可能性

ChatGPTだけじゃない!GPTsと業務特化型エージェントの可能性
2025年4月25日 by
ChatGPTだけじゃない!GPTsと業務特化型エージェントの可能性
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生成AIのブームの中で、ChatGPTを業務に活用している企業は年々増えています。

しかし、実はChatGPTには「GPTs(ジーピーティーズ)」という、さらに一歩進んだ機能があることをご存知でしょうか?

本記事では、誰でも簡単に作れる業務特化型AIエージェント「GPTs」の活用方法と、その可能性をご紹介します。


GPTsとは?

GPTsとは、OpenAIが提供する「自分専用のChatGPT」を簡単に作れる仕組みです。

ノーコードで設定でき、業務に合わせた応答・処理をしてくれるパーソナライズドAIエージェントとして利用できます。

GPTsで何ができるの?具体例をご紹介

GPTsは、業務の中の「繰り返し・マニュアル的な作業」に特に強みを発揮します。以下は実際の活用例です。

① よくある質問(FAQ)対応

  • 自社サービスに関するQ&Aを覚えさせて、社員やお客様からの質問に自動回答

  • 社内ヘルプデスクの負荷軽減に効果大

② Excel・書類操作のアシスタント

  • Excelの関数説明、資料のテンプレート作成

  • 報告書のドラフト作成補助などにも活用可能

③ 自動メール文作成

  • 件名・目的を入力するとメール本文を生成

  • 日本語のビジネスマナーにも対応(敬語変換など)

④ 翻訳 + ローカライズ対応

  • 英日/日英の翻訳だけでなく、文体調整や用語統一も可能

  • 海外チームとのやり取りにも使えます

GPTsは誰でも作れる!その手順

OpenAIのChatGPT(Plusプラン)にログイン後、「Explore GPTs」から作成可能。

手順は以下の通り:

  1. 名前や用途を設定

  2. 質問形式でAIに性格・口調・知識を教える(Setup assistant)

  3. 必要に応じてPDF・CSV・マニュアルなどをアップロード

  4. 完成したら社内共有も可能(URL発行)

→ IT知識がなくても15分程度で完成!

Rikaiのおすすめ活用パターン(中小企業向け)

業務領域

GPTs活用例

効果

総務・人事

勤怠・申請に関するFAQ対応

担当者の対応時間を30〜50%削減

営業

提案書のドラフト生成、過去事例の検索

提案スピードの向上とナレッジ共有

カスタマーサポート

顧客の質問に自動応答

対応品質の均一化、夜間対応も可能に

海外対応

英文メール作成、資料翻訳

時間短縮と誤訳防止

まとめ:GPTsは“小さく始めるAI導入”に最適

GPTsは、初期コストや導入ハードルが非常に低いため、「まずはAIを試してみたい」という企業にぴったりの選択肢です。

業務に合わせたエージェントをすぐに作れるので、PoC(試験導入)にも向いています。

Rikaiができること:GPTs活用支援

  • GPTsの企画・設計支援(どんな業務に向いているか?)

  • プロンプト設計・ナレッジ整理

  • セキュリティ面のアドバイス

  • 社内展開のためのトレーニング

「GPTsに興味はあるけど、どう始めればいいのか分からない」

そんな方のために、RikaiではGPTs導入相談・ワークショップを実施中です。

お気軽にご相談ください!