オフショア開発会社の紹介|リスクを避ける上手な選び方も解説

2024年8月26日 by
オフショア開発会社の紹介|リスクを避ける上手な選び方も解説
daichi.ito

自社の開発リソース不足やコスト高騰に悩んでいませんか?

オフショア開発は、海外企業に開発委託することでコストを抑えた上で、優秀な人材を確保できる点から注目されています。

しかし、具体的な会社選びや進め方に不安を感じる方もいるでしょう。

本記事では、オフショア開発企業の選び方や具体的な事例、品質確保のコツを解説します。この記事を読むことで、オフショア開発のメリットやリスクが把握でき、自社にあったオフショア開発企業を選ぶことができます。


オフショア開発企業とは?

オフショア開発企業とは、海外の開発拠点を活用してシステムやソフトウェアの開発を行う会社のことです。主に人件費の削減や社内リソース不足の解消を目的としています。

オフショア開発企業は、自社の開発チームを持つ場合もあれば、現地のパートナー企業と提携して開発を行う場合もあります。海外の開発拠点としては、コスト面からベトナムやインド、フィリピンなどのアジア諸国が選ばれるケースが多いです。

オフショア開発企業は、海外企業やパートナーとのコミュニケーションにおける言語や文化の違いをカバーするためのサポート体制も整えています。

オフショア開発について詳しく知りたい方は「【初心者必見】オフショア開発ガイド|メリット・デメリットなども解説」をご覧ください。


(4社)オフショア開発会社を紹介

オフショア開発を検討する際に参考になる4社を紹介します。

  • RIKAI株式会社
  • アドソル日進株式会社
  • 株式会社デザインワン・ジャパン
  • rakumo株式会社

それぞれの会社の特徴や強み、解決できる課題についてまとめています。


RIKAI株式会社

RIKAI株式会社は、ベトナム人エンジニアと日本語でスムーズなコミュニケーションが取れることが特徴です。在籍しているエンジニアは300人以上で、企業のニーズに基づき日本語能力が高いエンジニアを選定してくれます。

これまでに500件以上の開発実績があり、システムやアプリ開発はもちろん、AIを活用したITツールの開発も可能です。

開発したシステムは、独立した品質管理部で厳密に確認されるので、品質に関しても安心して依頼できます。

会社URL:https://rikai.technology/


アドソル日進株式会社

アドソル日進株式会社は、東証プライム上場企業であり、25年以上の豊富な経験と実績を持つオフショア開発会社です。ベトナムのハノイ・ダナン・ホーチミンの3箇所に自社の開発拠点を持ち、日本品質の開発サービスを提供しています。

専用のプロジェクトルームで開発を行い、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に準拠したセキュリティ対策を行っています。

会社URL:https://adniss.jp/


株式会社デザインワン・ジャパン


株式会社デザインワン・ジャパンは、東証スタンダード上場企業で、ベトナムのダナンに本社を構えるグループ会社で開発を行っています。

これまでにWebアプリや業務システム、SaaSサービスなど500以上の開発実績があります。DX支援も行っているため、オフショア開発と組み合わせることで、コストを抑えて社内の業務改善が可能です。

会社URL:https://www.designone.jp/


rakumo株式会社


rakumo株式会社は、東証グロース上場企業であり、ベトナムに自社開発拠点を持つオフショア開発会社です。特徴は、Google Workspace向けのアプリケーション開発において豊富な経験と技術力を持つ点です。

自社開発システムであるrakumoとGoogle Workspaceを連携することで、経費精算や勤怠管理、組織スケジュールなどがスムーズに管理できるようになります。

会社URL:https://rakumo.com/


オフショア開発会社選定時のチェックポイント

オフショア開発会社を選ぶ際には、以下の3つのポイントを確認することが重要です。

  • 発注国の特徴
  • 開発実績
  • 社内体制

それぞれのチェックポイントについて詳しく解説します。


発注国の特徴

発注先の国の特徴を把握することは、スムーズな開発を行う上で重要です。主なチェックポイントは以下の通りです。

  • 時差
  • 言語
  • 文化

例えば、英語が公用語の国では、言語の壁が低く、スムーズなプロジェクト進行が期待できます。日本との時差が小さいほど、リアルタイムでのコミュニケーションがしやすくなります。

オフショア開発先として人気の高い6か国の時差・言語を以下にまとめています。

国名

時差

公用語

ベトナム

2時間

ベトナム語

フィリピン

1時間

フィリピノ語及び英語

インド

3.5時間

ヒンディー語

バングラディッシュ

3時間

ベンガル語

中国

1時間

中国語

ミャンマー

2.5時間

ミャンマー語


日本と海外では文化の違いもあるため、仕事に対する価値観や習慣の違いを理解し、円滑にコミュニケーションが取れるかを確認します。

関連ページ:RIKAI株式会社「なぜベトナムのオフショア開発なのか」


開発実績

オフショア開発会社の開発実績を確認することで、会社の信頼性や技術力を判断できます。具体的には以下の点を確認することをおすすめします。

  • システム開発の種別:Webシステム、モバイルアプリ、業務系システムなど
  • 対応可能な技術:使用言語、フレームワーク、クラウドサービスなど
  • 業種別の実績:金融、製造、小売など、自社の業種に近い実績があるか

実績が豊富で、自社のニーズに合った経験を持つ会社を選ぶことが重要です。例えば、同じ業種での実績がある場合、業界特有のニーズや課題に精通しているため、より的確な提案と実行が期待できます。

開発実績については、オフショア開発企業のホームページで公開されているケースが多いです。


社内体制

オフショア開発会社の社内体制を確認することで、プロジェクトの進め方やコミュニケーション方法をチェックできます。

主なチェックポイントは以下の通りです。

  • プロジェクトマネージャーの有無と役割
  • 日本語対応可能な窓口担当者の有無
  • 開発チームの構成
  • コミュニケーションツールや頻度

例えば、定期的なミーティングや進捗報告の仕組みが整っている会社は、問題発生時にも迅速に対応できるため、安心して開発を任せられます。


オフショア開発の事例紹介

オフショア開発の具体的な事例として、RIKAI株式会社の開発実績を3つ紹介します。


・Salesforceのカスタマイズ開発

RIKAI株式会社では、顧客のニーズに合わせてSalesforceのカスタマイズ開発を行っています。

詳しくは「Salesforceのカスタマイズ開発」をご覧ください。


・チャットボット開発

顧客サポートの自動化を目的として、AI技術を活用したチャットボットの開発も行っています。

詳しくは「チャットボット開発」をご覧ください。


・顧客管理システム(CRM)の開発

企業の顧客データを一元管理し、営業活動や顧客サポートを効率化するCRMシステムの開発も手がけています。

詳しくは「顧客管理システム(CRM)の開発」をご覧ください。


RIKAI株式会社は、上記のように最新技術を活用した幅広い開発サービスを提供しています。


オフショア開発で品質確保するコツ

オフショア開発で品質を確保するためには、以下の3つのポイントが重要です。

  • 明確な要求仕様の定義
  • 定期的なコミュニケーション
  • ブリッジエンジニア(ブリッジSE)の活用

それぞれのコツについて詳しく解説します。


明確な要求仕様の定義

オフショア開発において、品質を確保するためには、プロジェクトの最初に詳細かつ明確な要求仕様を定義することが重要です。

具体的には、以下のような点を明確に定義しておくことをおすすめします。

  • 機能:どのような機能が必要なのかを具体的に定義する
  • 性能:必要な性能(処理速度、メモリ容量など)を明確にする
  • デザイン:画面デザインや操作性を詳細に設計する
  • テスト:どのようなテストを実施するのかを計画する

要求仕様が曖昧だと、開発チームの理解不足や認識の齟齬が生じ、品質低下につながる可能性があります。

明確な要求仕様を持つことで、開発チームは正確な方向性を持って作業を進めることができ、結果的に高品質なシステム開発が可能になります。


定期的なコミュニケーション

オフショア開発では、時差や言語の壁があるため、定期的なコミュニケーションが重要です。

具体的には、以下のような方法で定期的なコミュニケーション体制を整えることをおすすめします。

  • 定例ミーティングの開催(週次や隔週など)
  • 進捗報告の頻度と方法を事前に決定
  • ビデオ会議やチャットツールを活用し、顔の見える関係を構築

定期的なコミュニケーションにより、問題の早期発見や迅速な対応が可能になり、チーム間の信頼関係構築も促進できます。


ブリッジエンジニア(ブリッジSE)の活用

ブリッジエンジニア(ブリッジSE)は、発注者と開発チーム間の橋渡し役となるエンジニアです。

日本語と現地語の両方が話せるため、双方のコミュニケーションを円滑にし、言語や文化の違いによる齟齬を防ぐことができます。

ブリッジエンジニアを活用することで、他にも以下のようなメリットが得られます。

  • 開発チームの進捗状況を正確に把握できる
  • 必要に応じて、発注者と開発チーム間の調整を行う

例えば、RIKAI株式会社では日本に本社を置いており、日本語を話せる担当者がお客様と密にコミュニケーションをとりながらプロジェクトを進行させます。

そのため、顧客の要望が正確に伝わり、開発の方向性がぶれることなく高品質なシステム開発が可能となります。


まとめ

オフショア開発企業は、海外にある開発拠点でシステムやソフトフェアの開発を行う会社のことです。

海外拠点で開発することで、国内開発よりもコストが抑えられ、社内のIT人材のリソース不足を解消できる点が特徴です。

オフショア開発会社を選ぶ際には、以下の3つのポイントを確認することをおすすめします。

  • 発注国の特徴
  • 開発実績
  • 社内体制


RIKAI株式会社では、ベトナムでのオフショア開発を行っています。500件以上のシステム・アプリ開発実績があり、日本語対応可能なエンジニアの選定も可能です。

オフショア開発会社選びに迷っている方は、ぜひRIKAI株式会社にお問い合わせください。

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